試験当日までに準備すること、試験当日に注意すること
出願が終わって、後は試験を受けるだけ!!…ではありません。試験当日までに必要な準備があります!
出願が終わったら、試験に向けて勉強をするだけだ!と思っている人も多いのではないでしょうか。
もちろん勉強もとても重要ですが、他に忘れてはならないこともあります。
今回は試験当日までにしなければならない準備&試験当日の注意を紹介します。
試験に集中するために、事前にきっちり準備をしておきましょう。
特に初めて試験を受ける人は、早めに準備をするといいですね。
書類の準備がまだの人は、必要書類をCHECK! ⇒ 出願にはどんな書類が必要?【外国人留学生入試】
書類が全部準備できたら、送り方もCHECK! ⇒ その書類そのまま送って大丈夫?【外国人留学生入試】
○前日までに準備しよう!○
試験当日、きちんと試験に集中すること、今までの勉強の成果を発揮することは案外難しいことです。
前日、当日に準備不足に気が付いて、慌てることが無いように準備を進めましょう。この記事で注意点を確認して、「試験に集中」「勉強の成果を発揮」できるようにしましょう!
いつもより起きる時間が早い場合や、朝起きるのが苦手な人は、1週間くらい前から、試験当日のスケジュールを意識して生活してみましょう。試験当日には、朝早く起きる事にも慣れているはずです。
面接練習&マナーの確認
まずは外国人留学生特別入試ではほぼ必須の面接の準備です。
面接で想定される質問の答えを準備し、日本語で話せるように練習を重ねましょう。面接でよく聞かれる質問、面接のマナーは「絶対合格!進学ノート」にも載っています。
また、早稲田文化館のC館4階には先輩たちの残した面接記録もおいてあります。ぜひ活用してください。
試験当日の持ち物Check
試験当日の持ち物を確認しましょう。
〇在留カード/パスポート
〇筆記用具
〇腕時計 ※Applewatchなどはやめましょう
〇Suica/Pasmo
〇雨具 ※大雨が予測されるときは替えの靴下もあるといいでしょう
〇ハンカチ/ティッシュ
〇モバイルバッテリー/充電器
〇防寒具 ※カイロやマフラーなど
〇マスク
〇お弁当/飲み物
〇のど飴/チョコレートなど ※糖分補給、乾燥している場合など
〇現金
〇交通機関/ホテルのチケット
忘れ物をしたら試験に集中できなくなったり、もしかしたら遅刻してしまったりするかもしれません。遅くても前日の朝までには揃えるようにしましょう。
身だしなみの準備
試験当日は原則スーツです。
スーツを持っていない人は、スーツ専門店へ行きましょう。そこで「大学の面接試験を受けるのに適したスーツを探しています」と伝えれば店員さんが商品を案内してくれます。また鞄や靴、ベルトも準備しておきましょう。冬の場合は上着も必要ですね。
面接を受ける人は髪色にも注意です。染める前の元の色(黒髪の人が多いと思いますが…)に戻しましょう。髭剃りも忘れずに。濃い化粧はNGです。薄めのナチュラルメイクにしましょう。
試験会場への行き方を調べよう!
試験会場への行き方は必ず、事前に調べましょう!万が一のことを考えて、いくつか行き方を調べておくと安心です。
また、駅に着いてから大学までの道、どの建物で試験が行われるか、必ず確認しましょう。駅から遠い大学はたくさんあります。またキャンパス内は建物がたくさんあります。当日焦らないようにしっかりと確認しておきましょう。
遠方受験をする人は、事前に飛行機、新幹線、ホテルの予約をしなければなりません。全く知らない場所を移動するので、事前にしっかりと行き方を調べることで、不要な心配が減らせるでしょう。
朝が心配な人は、関東の大学でも、受験地が遠い場合は、前日に近くのホテルに泊まるのも一つの方法です。
事前に会場へ行ってみよう!
時間に余裕がある人は下見に行くといいでしょう。「徒歩5分」と書いてあったけど、実際は10分かかった。駅から大学までの道で迷ってしまった。という話はよくあります。できれば、試験当日と同じ時間に電車に乗り、リハーサルをすればより安心して試験に臨むことができますね。
試験前日は何を勉強する?
一番に注意をしたいのは、前日に新しい参考書や勉強を始めないこと。一番いいのは、今まで学習したことの整理や総復習です。もし、間違えやすい問題や単語をまとめているなら、その確認に時間を使いましょう。
面接準備も前日は最終確認の日。前日に質問の回答の準備、暗記をしているようでは合格できません。試験前日は、リラックスして過ごし、明日の試験のために早めに休みましょう。
○試験当日の過ごし方○
当日のご飯は?
朝ご飯は必ず食べるようにしましょう。普段食べない人でも、試験ではエネルギーを使うので、消化にいいものを食べるようにしましょう。日本では「試験に勝つ」という言葉から「トンカツ」や「かつ丼」をゲン担ぎとして食べる人もいますが、脂っこいものを食べると、試験中にお腹の調子が悪くなる可能性もあります。食べる時間はだいたい試験の2~3時間前くらいがいいでしょう。ちょうど試験の頃に脳のエネルギーとして使えるようになるでしょう。
また、試験が長く、お弁当が必要な人は、食べ慣れたものをお弁当にしましょう。試験会場の近くに買える場所があるかどうかわかりません。家の近くで買っていくようにしましょう。その時に、チョコレートなど糖分が補給できるお菓子を買うのもいいと思います。
家を出る前に
家を出る前にもう一度持ち物のチェック‼︎忘れたらコンビニで買おう、と思っていても、もしかしたら学校の近くにはコンビニがないかもしれません。必要なものは家から持っていくようにしましょう。
それと大切なのが、身だしなみ!スーツはちゃんとしているか、ネクタイは乱れていないか。髪型、髭剃りなど、家を出る前に鏡を見るようにしましょう。
会場に到着したら?
会場には30分くらい前には着くようにしましょう。会場に到着したら、自分の席の、トイレの確認。試験が始まる前に携帯電話/スマートフォンの電源をオフにしましょう。特にアラーム機能には注意すること。アラーム機能でも、音が出たら失格になることがほとんどです。
試験中にトイレに行くことはできません。試験が始まる前に行っておきましょう。
○番外編○
受験票は自分で印刷?
最近はWEB出願が主流になり、「受験票」を発送しない大学が増えています。その場合は、自分で受験票を印刷しなければなりません。入試要項に「受験票印刷可能日」と記載がある場合は、WEB出願のマイページから受験票を印刷するのを忘れないようにしましょう。
受験票を自分で印刷するのか、大学から送られてくるのか、入試要項で必ず確認しましょう。
受験票が届かない!
「受験票」は大学から発送されて家に届くはずなのに、まだ来ない!という人は、まず落ち着きましょう。これも入試要項に注意が書いてあります。「受験票発送」もしくは「よくある質問」というページに、受験票が届かない場合の問い合わせ先が書いてあります。だいたい試験日の2日~4日前までに届かない場合のみ連絡することになっています。
受験票が家に届く場合は、家の郵便受けもしっかりと確認するようにしましょう!
受験票を忘れてしまった…
大切な大切な受験票を忘れてしまった!今から取りに帰ると遅刻してしまう…万が一受験票を忘れてしまっても、受験できる学校はたくさんあります。「仮受験票」を発行してもらえば、受験できるケースがあります。もし、受験票を忘れてしまった場合も、その場で諦めずに、試験会場の係員に聞いてみましょう。
一番は忘れ物をしないことです。家を出る前に必ず確認しましょう。
出願後に引っ越し。住所が変わった!?
大学に出願してから、突然引っ越しが決まった、という話をたまに聞きます。そんなときは、郵便局の転送サービスを活用しましょう!その申し込みをしておけば、1年間は新しい住所に届けてくれるサービスです。
在留カード、旧住所が確認できるもの(転居者の旧住所が確認できる運転免許証、パスポート、個人番号カード、住民基本台帳カードまたは住民票等、官公庁が発行した住所の記載があるもの)を持って、近くの郵便局へ行きましょう。
もちろん役所へ行き、在留カードの住所変更も忘れないでください。
オンライン面接では?
最近は「オンライン面接」を導入する学校も多く、会場へ行かずに自宅で受験する人も増えていますね。その場合でも、身だしなみには気を付けましょう。もちろんオンライン面接でもスーツ着用です。
また、「バーチャル背景」は禁止されていることがほとんどです。試験前日までに部屋の掃除、背景のきれいな場所、インターネットの接続がいい場所を探しておきましょう。
オンライン面接では「光の当たり方」で面接官への印象が大きく変わります。
前日までに「接続確認テスト」を実施する学校も多いので、忘れずに参加しましょう。