vol.10 日本語教育に入るきっかけは十人十色
みなさん、お元気ですか。
現在開講中の通学講座も残すところ1ヶ月となりました。
受講生のみなさんは、実習の準備に頭を悩ませていますが、発想の豊かさに感心しています。
さて、ぶろぐの第10弾は、中級実習を担当した小坂先生の紹介です。
小坂先生は、日本語科では大学院進学クラスを担当しています。
中道:小坂先生、今日はよろしくお願いします。
小坂:はい、よろしくお願いします。
中道:小坂先生が日本語教育に興味を持ったきっかけは何でしたか。
小坂:日本語教師の知人がいて、話を聞くうちに興味を持ちました。
中道:そうですか。きっと楽しそうに話されていたんでしょうね。
では、日本語教育の勉強をしているときに、大変だったことはありますか。
小坂:仕事をしながら養成講座に通うのが大変でした。
中道:そうですか。
今、勉強しているみなさんも仕事をしながら、子育てしながら2足、3足のわらじで頑張っていらっしゃいます。
毎週課題と格闘していますね。
日本語教育の現場でのエピソードはありますか。
小坂:学生から「先生!その漢字違います」などと言われると本当に嫌な汗が出ます。
中道:たしかに、学生はいろいろ指摘してくれますね。
では、これからの日本語教育に何を求めますか。
小坂:.日本語教材の中で扱う"日本"が、何となく限定的な気がしています。日本を取り巻く世界情勢も変わってきて
いますし、外国人のイメージする日本も多様化していると思うので、教材にもそういう視点がほしいと思い
ます。
中道:たしかに、どんな教材でも内容をよく吟味して使わないといけませんね。
最後に、これから日本語教育の勉強を始める方へメッセージをお願いします。
小坂:楽しいことばかりではありませんが、学習者とのやり取りの中で様々な気づきがあることは確かです。ぜひ
体験してください。
中道:小坂先生、どうもありがとうございました。
みなさん、次回もお楽しみに。