vol.9 日本語教師は、発見満載の仕事!
みなさん、まだまだ暑さが続く毎日ですが、お元気ですか。
今日は、「中級実習」を担当している宮本先生に話をうかがいます。
宮本先生は、日本語科では中級のレベル担当としても活躍しています。
中道:宮本先生、こんにちは。
宮本:こんにちは。よろしくお願いします。
中道:宮本先生は、早稲田文化館にかなり長く勤めていらっっしゃいますね。
この仕事に就く最初のきっかけは、何でしたか。
宮本:韓国人と結婚し、いつか韓国に移住する予定でした。
現地で自分ができる仕事は何か考えて、日本語教師を選びました。
移住する計画は今はなくなってしまいましたが。。
中道:そうですか。韓国も日本語を勉強する方は多いですよね。
日本語教育について勉強している時の思い出はありますか。
宮本:日本語教師の知識や技術だけではなく、自分が知らない発見がたくさんあったのを覚えています。
時々養成講座で教えてもらった先生方のお話を思い出します。
中道:ずっと記憶に残るとは、よほど印象的な話が聞けたということですよね。
では、日本語教育現場でのエピソードはありますか。
宮本:授業中、学生同士が殴り合いのけんかをしたことがあります。
今となってはいい思い出です。
中道:殴り合いですか!?
違う国の学生でも、同じ国の学生でもけんかは怖いですね。そのとき先生はどうしたんでしょうか。
では、日本語教育業界への要望はありますか。
宮本:多くの人が、日本語教育、日本語に興味を持っていただけるとうれしいです。
中道:もっと日本語や日本語教育の魅力が伝わるようなキャンペーンが必要ですね。
最後に、これから日本語教師を目指す方へメッセージをお願いします。
宮本:私は教師の仕事はうれしいことが「1」、つらいこと、大変なことが「9」と考えています。1対9です。
でもその1を感じたときの格別な気持ちになれるおかげで仕事を続けていけていけていると思います。
そんな日本語教師という仕事でも私はやりたい!という方、ぜひぜひ日本語教師になってください^^
中道:そのうれしいことって、例えばどんなことでしょうか・・。
気になる方は、宮本先生に聞いてみてください。
宮本先生、今日はどうもありがとうございました。
みなさん、次回もお楽しみに・・。