【スタッフブログ】日曜日はEJUです

こんにちは!日に日に紅葉が綺麗になっていますね🍁

通勤の時、街路樹に目を奪われているスタッフKです😀

10月末に行われた日本語教育能力検定試験が終わり、なんとなくホッとした気持ちで過ごしている今日この頃です。

12月末の結果発表が近づくと、またソワソワしてしまうんですけどね~😅

 

さて、日曜日は日本留学試験(通称・EJU)の第2回試験日です!(年2回実施)

このEJUというのは留学生にとって、とても重要な試験の一つなんです。

(ちなみにもう一つ重要なのは、日本語能力試験〈通称・JLPT〉です)

独立行政法人日本学生支援機構(通称・JASSO)が、留学生の日本語力や基礎学力の評価をすることを目的に実施しています。

ですので、「日本語」の試験だけでなく「理科や数学、総合科目」などの試験もあります。

こちらの日本語の試験は、日本の大学の勉強などに対応できる能力(アカデミック・ジャパニーズ)を測るもので、日本語科目以外は、英語で受験することもできます。

 

そんなEJUですが、日本の大学入試などでEJU(またはJLPT)の成績が求められることが大変多いです。

日本語以外の科目が必要な大学も多く、特に上位の大学では日本語以外の成績も大事になってきます。

逆に、日本語科目だけで受験できる大学もあります。

ということで、EJUは留学生にとってとても大事な試験…なんです。

私が日本語業界に入るまでは、留学生にこんな”センター試験”みたいな試験があるとは全く想像していませんでした🙄

 

そんな大事なEJUの第2回試験が、日曜日に実施されます!(やっとタイトルの話に戻ります😆)

大事な試験なので、早稲田文化館では事前に学生に色々と注意をしています。

・前日までに、試験会場までの交通ルート確認や下見をしておく!

・試験の日曜日は、電車やバスの時刻表が普段と変わること。

・持ち物をチェック!特に受験票や在留カードまたはパスポート、腕時計(アップルウオッチ不可)など。

・当日は何があるかわからないので、早めに会場に着くこと!

上記のことなどをくり返し伝えています。

特に、日本語能力がまだ低い学生などは、よく理解できていない場合もあるので、授業の先生や事務職員などで協力して指導しています。

日本語の授業以外にも、こういった「指導」をすることが日本語教師の役割でもあります!

 

学生自身も「大事な試験だ!」と意気込んでいるのですが、…受験票を無くしたり、寝坊する…などのハプニングが起きる時があります。

「先生、受験票がありません」と電話が来て青ざめることも😨

そうしたフォローに奔走することもあります。

何が起こるかわからないのが日本語学校の醍醐味です!!笑

 

こんな風にして迎える試験日ですので、学生たちの試験がうまく行くように、先生や職員で祈っています。

EJUの成績発表の日は、担任の先生たちも結果を心待ちにしているようです。

学生も、先生も一緒に成長を喜べるやりがいが、日本語教師の魅力の一つかもしれません。

試験の点数が全てではありませんが、学生たちが本番で実力を発揮して、納得のいく結果を得られますように🥺

浅草橋から祈っています~!

 

それでは、今日はここまで。

お読み頂いてありがとうございました。