通学コース現役受講生の体験談①

早稲田文化館の日本語教師養成講座では現在、2021年度春コースが開講中です。

そのコースももはや終盤!総仕上げとなる教壇実習も近づき、だいぶゴールが見えてきた所です。

今回は、その受講生の方々にアンケートを実施。

「早稲田文化館の養成講座はどうだったか…」

「オンライン授業はどんな手ごたえ!?」

というリアルな声を公開します。

2021年度秋の夜間通学コースの入学を考えている方の参考になれば幸いです。

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受講生① Hさん

Q1日本語教師を目指したきっかけを教えてください。

海外で日本語を教えることに興味があったため。

Q2早稲田文化館の養成講座はいかがでしょうか?

少人数制で、講師の先生方と学生の距離の近さが魅力だと思います。

また実習が多く必要な経験をたくさん積むことができます。

Q3オンラインで受講するスタイルはいかがでしょうか?

最初はクラスメイトに会えないことで寂しさや距離も感じていましたが、対面と同様にいつでも先生に質問などできますし、ブレイクアウトルームなどオンライン授業の機能も豊富で、慣れれば距離も感じなくなりました。

また、仕事と両立しながら受講できる点はオンライン授業の魅力です。

Q4これからの意気込みなど、ご自由にコメントをお願いします。

学習者に日本語を学ぶ楽しさを感じてもらえるような日本語講師になれるように、あと一か月間、自分も楽しみながら頑張ります!

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受講生② W・Yさん

Q1日本語教師を目指したきっかけを教えてください。

今住んでいる地域の知り合いで、まったく日本語を喋れないまま小学5年生の時に日本の学校に転校してきた子がいました。学校では、週2回4時間日本語を教える先生が来ていたそうです。でも、「普段の会話はだんだん出来るようになったが、授業中先生の話が全然理解出来ない。成績が著しく悪くなる一方で、ご両親と本人も困っている」という話を聞きました。それ以来、自分に何かできることはないかずっと考えていました。その時、ちょうど友達から日本語教師養成講座があると聞いて、すぐ申し込みました。

Q2早稲田文化館の養成講座はいかがでしょうか?

今までのご指導、誠にありがとうございました。

音声学、言語学、教授法、教えるための心理学、文法などなど、非常に凝縮された、実践的なカリキュラムだったと感じています。カリスマ性のある講師たちの丁寧な添削と詳しいご説明、課題の内容に関連する教科書にない知識まで沢山教えてくださり、日本語教育について深く学ぶことができました。日本語を話せることと教えることの違いが良く分かるようになりました。

また、実際の授業の様子を見学させてもらえたり、現役の日本語教師としての経験談を聞かせてもらえる機会があったり、現場の生の声を聞くチャンスが多く、働く際のイメージが掴みやすかったです。

模擬授業のための教材教案の作成、評価の仕方、パワーポイントの使い方、参考に出来る文法の本などを学べて、模擬授業後は先生やクラスメイトからフィードバックをもらい、学生がよくする典型的な文法間違いの傾向やその対処法(漢字圏・非漢字圏別のミスやその原因的背景)なども学べて、次回の模擬授業に活かす事ができます。

半年間とても充実かつ有意義な時間を過ごすことができ、ありがとうございました。

Q3オンラインで受講するスタイルはいかがでしょうか?

自宅で受ける事ができる利便性、受講データを保存する事ができる実用性、これからオンライン授業のスタイルに移行しつつあることもあって、いい勉強になったと思います。

Q4これからの意気込みなど、ご自由にコメントをお願いします。

今回の早稲田文化館の日本語教師養成講座で学んだ事を活かして、どんな形でも良いので、これから日本語教育に携わっていきたいと思っています。