早稲田文化館で日本語を学び、大学合格という夢への第一歩を踏み出した学生の合格体験記!

第12回目は2023年3月に卒業した黄鴻宇さんにお話しを聞きました!

合格校

○東京大学 教養学部 教養学科 文科Ⅲ類○
○東北大学 文学部○
○立教大学 文学部 日本文学専修○

 

◯日本語を勉強し始めたきっかけは?◯

 中学1年生の時に日本のゲームやアニメに興味を持ちました。日本語を更に勉強して、日本のゲーム・アニメ・マンガでもっと楽しみたいと思い、日本語の勉強を始めました。そして、日本語を学んでいく中で、東アジアの文化について勉強したいと思うようになりました。

◯日本に来てからどのような生活を送っていますか?(早稲田文化館に在学中の時)◯

 午前は早稲田文化館の授業に参加して、午後は自宅でゆっくり休んだり、言語や日本の古典についての本を読んだりしていました。平安時代の言葉遣い(訛りや表記、文法、対話など)が見られるのが面白いので源氏物語をよく読んでいました。自宅で勉強するよりは塾に行き、留学試験(EJU)や大学受験などの試験前は長い時間勉強していました。

◯具体的にはどのような勉強をしていましたか?◯

 自宅では、教科書を復習したり、ノートに書いてある要点を整理したり、数学を勉強する時は、公式を何度も書いて覚えていました。塾では留学試験の日本語・総合科目・数学の勉強、大学入試のための小論文や面接などの準備をしていました。

◯入試に向けてどのような勉強や準備をしましたか?◯

 自宅では、小論文の過去問や面接の原稿を覚えたりしていました。塾では、大学に提出する書類の準備や志望理由書、小論文、面接(原稿作成・練習)をしていました。暗記はあまり得意ではないので、覚えたほうがいい内容は書きながら頭の中に入れるようにしていました。ただ、面接は緊張してしまうので、暗記するようにしていました。入試の筆記試験は知識の応用だと思うので、暗記する必要はないと思っています。

◯役に立った勉強方法を教えてください◯

 小さいノートを使って単語帳を作っています。記録に残したほうがいいと思ったものはタブレットに入れていますが、単語などはノートに書いていました。覚えなくてはいけないという気持ちがありまして、言葉のルーツや本などから言葉の意味や使い方を知りました。その言葉がどういった場面や場合で使用されるか、本などの文章で知る方が頭に入ってくると思います。

◯後輩たちにメッセージをお願いします◯

 周りに流されず、勉強する時は集中して勉強しましょう!自分が何を勉強したいか考えて、目標を明確に前に進むことが大切です!