平成28年検定試験合格者の体験談
(N.Iさん)
●音声
・発音記号、発音の種類、口腔断面図をまず覚えた。(参考書の語呂合わせなど)
・覚えたらひたすら過去問を解いた。
・間違えたらなぜ間違えたのかを徹底的に解明。
●文法事項
・授業で習って押さえておきたいところをノートにまとめた。
・過去問を解いて、間違えた部分や知らなかったこともノートにわかりやすく記入。
●日本語教育史など
・自分で年表を作って覚えておくべきことを確認した。
・過去問を解いたら、間違えたこと、知らなかったことを記入していく。
●教授法
・授業で習ったことを表にまとめた。とにかく書けるだけ表に詰め込んだ。
・過去問を解いて、知らなかったことが出てきたらさらに書き足す。
●参考書:『増補版 日本語教育能力検定試験 合格するための問題集』(アルク)
平成29年検定試験合格者の体験談
(H・Mさん)
・日本語教育能力検定試験は広範囲で専門的な内容のため、素人の私はまず最初に用語集を1冊覚えて、試験の概観を整理しました。
・次に検定試験攻略ガイドに取り組み、最近の試験に即した内容を詳しく広く学びました。このガイド本を一通り読むと、自分の苦手な箇所、理解が足りない分野が浮き彫りになってきました。私の場合は文法と音声の分野は別の専門書も読み込みました。
・日本や日本語教育に関わる時事問題も頻出なので、インターネットでこまめに関係サイトの情報を得るように定期的にチェックすると良いと思います。作文は練習する時間がなかったのですが、試験勉強の過程で自分なりの考えを持って理解していけば書けるのではないかと感じました。過去問を見ると、とにかく試験問題、内容についての正確な理解が求められている印象でした。そのため、自分は何度も用語集に戻り、最終的に試験勉強の3分の1は用語暗記に充てたと思います。