日本語教師が国家資格に
日本語教師の要件とは
現在、日本語教師の要件は、以下の通り定められています。
1.日本語教師養成講座で420時間のカリキュラムを修了 (大学学士以上の学歴が必要となります。)
2.大学・大学院の日本語教育主専攻または副専攻
3.日本語教育能力検定試験に合格する(令和5年度まで)
※全国800校以上の法務省告示校で教える要件となります。
詳細ページ【日本語教師の要件】
→日本語教師の要件 | 早稲田文化館日本語教師養成講座 (waseda-bk.org)
国家資格化 登録日本語教員
日本語教師の国家資格制度「登録日本語教員」の創設に向けて、動きが活発化しそうです。
なぜ国家資格化が検討されているのか
国家資格化の目的としては、次のようなことが挙げられています。
1、質の高い日本語教師の確保
2、日本語教師の量の確保
3、日本語教師の多様性の確保
4、日本語教師の資質・能力の証明
国家資格化により、日本語教師の社会的地位や待遇が向上することが期待できます。
反面、これから日本語教師を目指す方は、国家資格として試験に合格しなければならず、日本語教師になるハードルが高くなることも予想されます。
経過措置について
それでは、現時点で要件を満たしている日本語教師はどうなるのでしょうか。
以下は、文化審議会国語分科会が提示している経過措置になります。
国家資格化前に要件を満たせば、経過措置の対象になるという方向で審議が進められているようです。
今が要件取得のチャンス!
是非、日本語教師養成講座420時間の受講を!
国家資格化についてや試験の難易度等、まだまだ未確定のことがたくさんあります。しかし、公的な資格試験の合格が求められるという意味では、現状より、ハードルが高くなりそうです。
国家資格化前の今こそ、日本語教師養成講座を受講することをお勧めします。
また、コロナ禍では「日本語教師って活躍できるの…?」「日本語教師の求人は大丈夫?」
と思われた方もいたと思います。
しかし、外国人の入国規制が解除され、すでに留学生はたくさん日本に来ています。
プロの日本語教師が不足しています。
そこで
今のうちに日本語教師の要件を取得しておきましょう!
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