vol.5 カルチャーショックと聞いて,想像するのは?
お元気ですか。
コース長の中道です。
日本語教育能力検定試験の出願は済みましたか・・。
ぶろぐの第5弾は、ギブソン真木先生へのインタビューです。
(上:ギブソン先生/ 下:早稲田文化館のスタッフ)
中道:ギブソン先生、今日はよろしくお願いいたします。
ギブソン:はい。よろしくお願いします。
中道:日本語教育に興味を持ったきっかけはどんなことでしたか。
ギブソン:海外で暮らしたいと思ったことです。
中道:そうですか。
日本語を教えようと思う方には、海外を目指す人も多いですね。
ご自身が勉強している時に、苦労したことはありますか。
ギブソン:初級実習の時に、既習の言葉だけで行うことが大変でした。
中道:そうですよね。
習った言葉しか使えないのが、本当にネックですよね。
実際に教えてみて、いかがでしたか。
ギブソン:海外の大学で教えたときに、「日本へ行きたい。」「日本の企業で働きたい。」という強い思いを持って
学ぶ学生の熱意に感動しました。
中道:なるほど。
私も韓国で教えたときに、純粋な興味で勉強していて日本語がとても上手なことに驚きました。
これからの日本語教育に期待することは何でしょうか。
ギブソン:待遇改善ですね。
中道:みなさんの善意で、報酬や利益は二の次にして、教育に集中している場合もありますね。
「公認日本語教師」が待遇改善のきっかけになるといいですね。
では、最後にこれから日本語教育業界に一歩踏み出そうとしている方へのメッセージをお願いいたします。
ギブソン:異文化に触れることで、新しい発見が数多くあることを期待します。
中道:これだけ情報が氾濫している社会でも、まだまだ知らないことがたくさんありますね。
日本では舌打ちすると不満を表現することになると思いますが、韓国では残念だとか相手に
同情するような意味になることを知ったときには本当にびっくりしました。
ギブソン先生、ありがとうございました。
第6弾もお楽しみに。