<文化庁届出受理番号H31041913033>

半年で集中して学ぶカリキュラムです

プロを目指す方のための日本語教師養成講座
知識と技術、高いプロ意識を育てる養成講座です

知識+技術+プロとしての教師

  • 知識・・・日本語教育能力検定試験合格=大学副専攻程度の知識のマスターを目指します。
  • 技術・・・知識だけならペーパードライバーに留まります。実習を通して授業とは何か、クラス運営とは何かを学びます。
  • プロとしての教師・・・日本語教師は、常に知識と技術の向上に努めなければなりません。多種多様なニーズがある日本語教育の世界において自立した教師=自分で考えることができる教師を養成します。

1.理論科目

外国人に日本語を教えるためには、日本語の正しい知識を持っておかねばなりません。この理論科目では、さまざまな領域から日本語を捉えなおし、日本語教師としての土台となる知識を深めます。

科目内容
日本語教育概論日本語教育の現状、言語学、異文化コミュニケーション、指導内容、教室活動、評価、外国語教授法、第二言語習得、社会と言葉、日本語教育の歴史 など
教材作成の方法会話教育の学習内容、会話教材の作成・分析、会話活動練習のデザインと教材例 など
評価評価の側面、テストが測るもの、テスト作成の留意点、問題の分析、テストの設計、テストによらない評価方法 など
言語学言語学概説、音韻論、形態論、文字、表記、統語論、意味論、語の種類、位相、語用論、言語と社会 など
音声学五十音図とその拡大表、話し言葉の語形、母語の干渉、誤用分析、アクセントの感覚、表記、アクセントの式と型、イントネーション、子音の分類、唇音退化、ハ行転呼、四つ仮名、国際音声記号表(調音点、調音法、声帯振動)、拗音、環境による音声変化、母音の分類、プロミネンスとポーズ、用言・複合語のアクセント、音節構造、音韻論、音声教育の現状、学習者の発音の問題、学習者の訛りの傾向、拍の指導、子音・母音の指導、アクセント・イントネーションの指導 など
教授法
第二言語習得、日本語教師の役割、日本語を教えるということ、コースデザイン、シラバスとカリキュラム作成、外国語教授法、ナチュラル・アプローチ、コミュニカティブ・アプローチ、教室活動、対話指導、文法説明、文字指導、読解指導、作文指導、コミュニケーション能力を育てる指導法
日本語教育と
文法
日本語教育と文法、日本語の文型、文の組み立て、いろいろな文と機能、ヴォイス、テンスとアスペクト、モダリティ、取り立て助詞・格助詞の用法、複文、機能シラバスと文法、中上級の文法 など
社会・心理社会言語学、対照言語学の基礎的知識、言語教育に必要な学習理論、言語理解、認知過程に関する心理学の基礎的知識、異文化理解、異文化接触、異文化コミュニケーションに関する基礎的知識

概論の授業風景

2.実習科目

日本語教師になるには、知識だけでなく、教壇で教える力を養うことが必要です。この実習科目では、現役教師のサポートのもと、繰り返し実践練習に取り組み、自信を持って教壇に立てる力を養成します。早稲田文化館なら、日本語学校が併設されているので、より現場経験に基づいた実習を体験することができます。

科目内容
初級実習1教材分析(メインテキスト、語彙・漢字・読解・聴解等の副教材)、授業見学・フィードバック など
初級実習2教材研究・教案作成・模擬授業(漢字指導、行きます・来ます、あげます・もらいます、形容詞・比較、て形、~ています・~てあります、条件形、~ように)、作文添削 など
初級実習3オリエンテーション、実習準備・模擬授業・模擬授業フィードバック・教団実習(好きです・わかります、ほしいです、~とき、~てあります、~ために)など
中級実習教材分析、授業見学、教材研究・教案作成・模擬授業・教壇実習(漢字・語彙、N2文型、読解、聴解)、記述指導、会話指導 など

初級実習の授業風景

3.その他、日本語教育能力検定試験など

日本語教師になるために必要な要件の一つである、日本語教育能力検定試験。この講座では、検定試験対策として直前の模擬試験にも取り組みます。その他、地域のボランティアの事例などを参考に、実際の日本語教師の仕事に対する理解を深めます。

科目内容
検定対策日本語教育能力検定試験の過去問を扱い、実戦練習及び解説
教育現場の実際日本語学校の専任講師、非常勤講師、地域のボランティア等、現場の方々との交流

(早稲田文化館の校舎と、養成講座参加者の方々)

 コース概要

コース名早稲田文化館 420時間日本語教師養成講座 通学コース
募集コース昼間コース/夜間コース
受講できる方どなたでも。学歴不問。
※但し、法務省告示校の日本語学校に勤務する際は、学士以上の学歴が求められます。
受講方法申し込み後に受講スタート。
定員
各コースとも8名 ※ただし最少開講人数は5名となります
コース期間6ヶ月~8ヶ月
料金38万円(税込み)
※教材費4万円程度が別途かかります。
※理論科目はオンライン、実習科目はオンラインまたは通学での受講となります。

文化庁より、コロナ禍での変更として臨時で当面の間、全課程のオンライン対応が可能となりました。

授業時間

1コマ90分で、あいだに10分間の休憩があります。

※下記時間割を予定しておりますが、一部変更する場合があります。

<昼間コース>
10:00-11:3011:40-13:10
 月曜  1限  2限 
 火曜  1限  2限
 金曜  1限  2限
10:00-11:30 11:30-12:3012:30-14:0014:10-15:40
 水曜  1限  昼休憩  2限  3限
 木曜  1限  昼休憩  2限  3限

※11:30-12:30の昼休憩では、昼食をとれる休憩ホールをご利用いただけます。

<夜間コース>
平日夜と土曜日に授業があります。

(平日 ※月曜休講)

 18:00-19:30 19:40-21:10
 月曜   休み   休み
 火曜  1限  2限
 水曜  1限  2限
 木曜  1限  2限
 金曜  1限  2限

(土曜)

9:30-11:0011:10-12:4012:40-13:3013:30-15:0015:10-16:40
 土曜 1限 2限  昼休憩  3限  4限
※夜間コースの場合、オンライン授業をご受講いただけるよう、パソコンルームを開放します。(平日17時半~21時半)
※お仕事帰りに通学し、すぐにオンライン授業に参加することができます。
 授業見学 随時受付中
 空いた時間を有効活用したい方・シニアの方大歓迎!
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