その書類そのまま送って大丈夫?【外国人留学生特別入試】

大学に出願書類を郵送するときの注意点

 「書類が全て準備できた!あ、でも、どうやって送ったらいいんだろう?うーん…」 

初めての出願の時は、郵送の仕方が分からず、困ってしまう時もありますね。
日本には様々なマナーがありますが、実は書類を郵送するときにもマナーや気をつけたほうがいいことがあります。
大学の先生に気持ちよく書類を確認してもらうため、自分の印象をよくするためにも、書類の郵送にも気を配りましょう。
今回はそんな郵送時の注意点について紹介します。
初めての時は、この紹介を読んだ上で、学校の先生と一緒に確認するようにしましょう。

書類の準備がまだの人は、必要書類をCHECK! ⇒ 出願にはどんな書類が必要?【外国人留学生入試】

 出願書類をきちんと送ることは、とても大切なことです。書類が丁寧に準備されているか、という点で、受験生に対しての印象が変わります。それが直接合否に関わることはないかもしれませんが、面接での印象に関わる可能性はあります。

 この記事で注意点を確認して、「きちんと準備ができる学生」「日本のマナーをよく勉強している礼儀正しい学生」という印象を作りましょう!

 出願期間とよく一緒に「消印有効」「必着」「窓口」と書いてあるのを見たことがありますか。実はとても重要な言葉です。必ず確認しましょう。

消印有効」…期限内の日付の印(配達受付)が必要 
         ⇒ その日に郵便局に出せばOK!

必着」…その期日内に送り先に到着しなければならない 
          ⇒ 当日までに大学に到着!遅くても2日前には出そう!

窓口」…大学に直接持って行かなければならない 
           ※時間指定がある学校が多い。時間と場所に注意!

願書や志望理由書などを自筆で書く場合は、文字の書き方にも気を付けましょう。
日本と中国では「どんな字がきれいな字であるか」という価値観が異なります。正式な書類などを書く時、日本では一画一画を正確に、続けずに書いた字が望ましいとされています。
時間はかかるかもしれませんが、1文字1文字丁寧に書きましょう。大学の先生にも真面目な学生である、という印象を与えることができるでしょう。

書類の準備がすべて終わったら、あとは封筒に入れて送るだけです。ですが、封筒も様々な色やサイズがあります。ここでのポイントは3つ。
①大学の所定の封筒がある場合は、「所定の封筒」を使用する。※願書を請求した時に、願書とセットで届く。
②大学の所定の封筒がない場合は、自分で準備。大きさは「角形2号」※書類が折らずに送れる。
③特別な決まりはないが、これから封筒を準備する人は「」の封筒を準備しよう。※封筒に書く「赤い文字」が目立つから。
ただし、茶色の封筒ではいけないという決まりはない。既に茶色の封筒を持っている人はそれでも可。
 ※サイズや色について大学の指定がある場合は、その指定に従おう

絶対こう書かなければならない!というルールはありませんが、気を付けるべき点はいくつかあります。
押さえてほしい住所を書く時のポイントは4つ。
①「宛名ラベル」がある場合は、それを封筒にそのまま貼ろう。※HPから印刷する場合や、願書とセットで届く場合もある。
 

②宛名の「行」を「御中」に書き直す。「行」の上に「=」を書き、その下や横に「御中」と書こう。
宛名が「人の名前」の場合は「様」、会社や部署、団体などの場合は「御中」と書く。
③指定の「宛名ラベル」がない場合は、自分で書こう。その時は太めのボールペンではなく、油性のサインペンを使うといい。
④裏面に自分の住所、名前。下の見本のように書けば完璧!
赤字の部分は赤で書こう

封筒の準備もできたら、全ての書類を封筒の中に入れよう。っと、その時も1つポイントが!
「入試要項」の必要書類のページに書いてある順番通りに並べて封筒に入れましょう‼
大学に届いた時に、大学の先生も確認しやすいですね。また、封筒に入れる時に、入れ忘れがないか、みなさんも最終確認ができます。

全ての準備ができたら、必ず郵便局へ持って行こう
決してポストに入れてはいけない。
郵便局へ行ったら、「簡易書留(かんいかきとめ)速達(そくだつ)でお願いします」と依頼をしよう。
「簡易書留」で郵送すれば、書類を郵便局に預けた時から、大学に届くまでの記録が残る。
万が一書類がなくなった場合も、すぐに発覚するので、「送ったはずなのに、大学に届かない」という状況を避けることができる。
郵便局でもらう「問い合わせ番号」は受験票が届くまで、試験が終わるまで、大切に保管しておこう。

大学から連絡があって、「追加書類」または「不足書類」を提出しなければならない。
そんな時に必ず確認するのが、「書類の郵送先
願書の郵送先と一緒なら、「宛名ラベル」を使っても問題ないが、違う住所の場合は、「住所の書き方」を確認して、丁寧に準備しよう!
ただ、忘れてはいけないのは「追加書類在中/不足書類在中」と赤ペンで書くこと!これは忘れずに書くようにしよう!

書類の準備がまだの人は、必要書類をCHECK! ⇒ 出願にはどんな書類が必要?【外国人留学生入試】